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78福祉用具を詳しく見てみよう!〜手すり・ポータブルトイレについて〜
 前月号で福祉用具のことや貸与・購入について説明しました。今月号では、患者様が使用している福祉用具の中で、 特に使用頻度の高いものの説明をします。
 まずは手すりについてです。手すりは自宅に段差が多い、歩く時にバランスを崩してしまうなど転倒予防のために利用します。手すりにはいくつか種類があり、写真1は設置工事が必要なタイプ、写真2は持ち運び可能なタイプです。また、縦手すり・横手すり・L字型の手すり(写真1)など形によって分けられるものもあります。取り付ける場所や患者様の身体状況によって選択する事が可能です。
 次に写真3のポータブルトイレについてです。これは肌に触れる福祉用具のため購入対象となります。トイレまで移動することが困難、歩行が不安定な方がベッドの近くに置き使用しています。リハビリを行う上でトイレ動作は、生活動作の中で最も自立希望が高い行為です。患者様や家族様からも「トイレを一人でできるようになりたい」という希望が多く聞かれます。そのため、ポータブルトイレは設置することによって、少しでもトイレ動作の自立に近づけて、介護負担を減少させようということなのです。
 今回は使用頻度の多い福祉用具について簡単に紹介しました。福祉用具は利用する患者様や介護者の双方を手助けしてくれるものとなります。何か分からない事があればリハビリスタッフに気軽に相談して下さい。 
 
作業療法士 遠藤蒼
 
78福祉用具の貸与・購入について
 福祉用具ってなぁに? 皆さんは、福祉用具と言えばどのような物を想像しますか。今では100円ショップで買える福祉用具もあるんですよ。今月号と来月号とでは、福祉用具の貸与・購入のあれこれについてご紹介したいと思います。
 福祉用具とは、障害者の生活・学習・就労と、高齢者、傷病者の生活や介護、介助の支援のための用具・機器のことです。
 福祉用具には、介護保険を利用して貸与や購入ができるものがあります。厚生労働省では、「福祉用具は、要介護者等の日常生活の便宜を図るための用具及び要介護者等の機能訓練のための用具で、利用者がその居宅において自立した日常生活を営むことができるよう助けるものについて保険給付の対象としている」とされています。
 福祉用具の貸与と購入の対象種目は、表に示しました。肌に触れる福祉用具は介護保険を利用して購入となります。詳しくは、担当のケアマネージャーや相談員にご相談下さい。
 私達リハビリスタッフは、患者様の体の状態や環境によってその方にあった福祉用具を選定します。福祉用具は、患者様の残された力を存分に発揮し、出来ない事を出来るようにお手伝いをしてくれます。その為、患者様の負担を減らしてくれるだけではなく、介護者側の負担を減らしてくれるのも利点となっています。次回は、実際に患者様が利用している福祉用具についてご紹介致したいと思います。

作業療法士 村山 綾子

 
77回復期リハビリテーション病棟の取り組み
今回も前回と同様に回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期病棟)についてお話ししていきます。回復期病棟ではリハビリが目的のため、どうしても入院期間が長期になってしまいます。そうなるとストレスもたまるようになりますし、また季節感なども薄れてきます。そこで、楽しみの要素を取り入れた回復期病棟の様々な取り組みを紹介していきます。
週1回の作業療法士による集団リハビリでは、体操やお手玉を落とさないように運ぶゲームや頭を捻らせるようなクイズなど、毎回患者様が楽しんで参加できるように思考を凝らせています。日曜日に実施しているレクリエーションは、ぬりえや掲示物をスタッフと一緒に作成しています。6月には、きれいな紫陽花が病棟を彩らせていました。季節ごとに、ひな祭りや七夕、クリスマスの飾りつけも行います。2ヶ月に1度のあそビリテーションは、遊び(ゲーム)とリハビリとを融合させたもので、回復期病棟ならではのイベントのひとつです。夏祭りや運動会、カラオケ大会などがあります。患者様、時にはご家族様にも力一杯の参加をしていただいております。カラオケ大会では、のど自慢顔負けの美声に驚かされることも少なくありません。
これらのことが患者様の入院生活の楽しみとなり、また少しでもリハビリにつながるよう、回復期病棟スタッフ一同が話し合いながら取り組んでいます。機会がありましたら、ぜひご参加ください。

言語聴覚士 鈴木歩実
 
76回復期リハビリテーション病棟での入院生活
 今回は、回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期病棟)での入院中の過ごし方についてお話しします。回復期病棟とは、病気やけがによって、リハビリが必要となった患者様に対して、専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、回復した後に自宅へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
 そのため回復期病棟では退院後の自宅での生活を想定し、それに沿って1日のスケジュールがある程度決められています。朝8時からの朝食が終わると、寝間着から普段着に着替えます。ひげそりや洗顔、歯磨きなどの整容行為はできる限り患者様自身で行なっていただきます。日中は午前と午後にリハビリがあり、入浴は曜日が決まっています。夕方になるとまた普段着から寝間着に着替え、夕方6時には夕食となります。また空いた時間にはおしゃべりをしたり、テレビをみたりしていますが、中には自分でリハビリをしているという方もいらっしゃいます。入院と聞くと、寝間着のまま1日中ベッドで過ごしているというイメージを持たれる方も多いと思いますが、回復期病棟は違っています。他の病院や病棟から入棟されてきた方は、最初は驚かれますが、こういった更衣や整容などの日常生活ひとつひとつがリハビリそのものということです。入院中のあらゆる場面において少しでも自宅での生活に近づけるように工夫がされているのです。
 回復期病棟はリハビリを積極的に行なうことによって機能を回復させる病棟で、その先には今後の生活がみえています。病棟内のスタッフ間で協力をして患者様ができるだけ介助を要せずに生活が出来るよう改善を促していきます。

言語聴覚士 鈴木歩実
 
75かしま病院リハビリテーション部のご紹介
 わたしたち、かしま病院リハビリテーション部は、理学療法士(PT)26名、作業療法士(OT)18名、言語療法士(ST)9名の総勢53人で患者様の回復を目指して日々活動をしています。PTは運動や温熱、電気などの物理療法を用いて立つことや歩くことなどの動作の改善を図る専門家です。OTは環境に合った道具を選定し、手工芸、園芸などの作業活動を用いて、食事や入浴といった生活動作、さらに復職などといった応用動作の獲得を図る専門家です。STは食べることや話すことなどの機能の改善を図る専門家です。この3つの職種がそれぞれの立場から治療を行い、連携を図ることで患者様が退院後により良く過ごせるように改善を図っています。
また、当院では入院から在宅へと継続したリハビリを提供しています。患者様が病気を発症してからすぐの時期を「急性期」といい、状態が安定し、身体機能の回復時期を「回復期」、退院して自宅や施設で生活をしている時期を「生活期」といいます。わたしたちは、このような患者様の病態時期に合わせてリハビリを行っています。病気を発症してから間もない場合には「急性期病棟」に入院し、治療をしながら早期離床を目指します。病状が安定してくると「回復期病棟や地域包括病棟」に入院や転棟をし、今後の退院場所に応じた、生活動作の獲得や復職を目指します。また、自宅への退院後に、身体機能の維持を図るために生活期のリハビリとしてクリニックかしまでの「通所リハビリ」を行っています。さらに、自宅環境での生活に問題がある方や通院の出来ない重度の障害の方に対して行う「訪問リハビリ」があります。このように入院から退院後と継続して関わることで、患者様の身体状況だけではなく、他職種やご家族との関わり、個々の性格や生活環境などを大切にして日々、リハビリを行っています。

理学療法士 佐藤里菜
 
74リハビリの仕事に就くには?
 春になり、新たなスタートを迎える季節となりました。みなさんは、どのようなスタートを切りましたか?
 春を迎えると、私は数年前にかしま病院の新人理学療法士として働き始めた頃のことを思い出します。
 そこで今回は、リハビリテーションに関わる理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語療法士(ST)になるまでの過程をご紹介したいと思います。まず、PT、OT、STの養成課程がある大学や短大、専門学校にて3年以上学ぶ必要があります。3年制か4年制かは学校によって異なります。学校での所定の課程を修了するまでには、学校での単位取得もありますが、卒業するまでに数回、実際に病院や施設など、PT、OT、STが活躍する現場に数ヶ月の間、臨床実習を行います。この臨床実習が、学生にとってはとても大変です。知らない地域に行くことも多く、慣れない環境の中、日中は病院で実習し、帰宅後は課題と戦う毎日が続きます。しかし、大変ではありますが、周囲に励まされながら、実際の患者様に触れ、学べることは一番の勉強になります。その後、全課程を修了後に国家試験を受験し、合格した後に各専門職(PT OT ST)の資格が与えられます。
 私たちは、このような過程を経て、現在かしま病院リハビリテーション部の一員として働いています。そして、この春、当リハビリテーション部にPT 1名、OT 2名、ST 2名の計5名の新入職員が加わりました。今後とも、新たな力でパワーアップした、かしま病院リハビリテーション部をよろしくお願い致します。

理学療法士 佐藤 里菜

 
73リハビリ〜作業療法〜
 医療・介護の現場で実施されるリハビリテーションには大きく分けて理学療法、作業療法、言語聴覚療の3つがあります。今回はその中の一つの作業療法について説明をします。作業療法は、「生活で必要な作業ができる事」を目的としています。「作業」とは、食事・入浴・排泄をしたり、文字を書いたり等生活に関わる全ての諸活動をいいます。作業療法士は、暮らし・仕事・趣味等の作業を通して、患者様の心と体を元気にするリハビリテーションを行います。
 当院での作業療法をご紹介致します。作業療法の介入を行う前に患者様に目標をお尋ねします。身の回りの事ができるようになりたい方、パソコンができるようになりたい方、車の運転ができるようになりたいという方等、各々で目標が異なります。そこで私達作業療法士は、患者様と相談しながら目標を定め、個々に合わせた訓練を立案し実施していきます。
 写真は、実際に作業療法の訓練を行っている様子です。この方は、脳卒中により右半身の麻痺があります。そして「手をうまく動かせるようになりたい」と希望がありました。そこで、手の訓練として、ティッシュボックスカバーを作る事としました。患者様の感想として、「手も動くようになって退院後も趣味として楽しみたい」と笑顔で話されていました。このように、病院で導入した作業が退院後も継続して行われ、自分で出来るリハビリの一つとして、また生活の一部として本人にとって意味のある作業となる事が望ましいと考えております。これからも作業を通して皆様が心も体も元気でいられるよう支援していきたいと思っています。

作業療法士 村山綾子
 
72退院後のリハビリについて
 前月号では、当院に入院されている患者様が退院される前の退院調整についてお話致しました。今月号は、退院後のリハビリについてお話したいと思います。
 まずは、入院中の方が行われるリハビリと退院後利用する方が多い通所・訪問リハビリとの違いについて説明します。国の保険制度には医療保険と介護保険がありますが、入院中のリハビリは医療保険が適用となっています。入院中のリハビリの特徴は、ある決められた期間内で集中してリハビリを行い、自立して日常生活が送れるよう支援します。自宅退院後も継続したリハビリが行えるよう、退院後は介護保険を利用した通所・訪問リハビリを行います。通所リハビリの目的は、施設等に通い、食事や入浴などの日常生活上の支援を受けながら、入院中のリハビリで獲得した身体機能を維持〜発展させて、可能な限り自宅で日常生活を送る事ができるようにするというものです。また、訪問リハビリの目的は、利用者様の実際の生活の場にお伺いして、日常生活の自立と家庭内さらには社会参加の向上を図る事とされています。これらの介護保険領域のリハビリは、希望する方や必要性の高い方が利用します。
 私達医療スタッフは、在宅の生活をイメージしながら、入院中に患者様やご家族から在宅後のイメージを聴取し、必要に応じた介護保険サービスの利用について案を出させていただきます。また、在宅復帰後上手に介護保険サービスを活用する為に、入院中よりケアマネージャーや通所リハビリ・訪問リハビリ等のスタッフと連携を図り安心・安全な生活が送れるよう支援しています。

作業療法科 村山 綾子
 
 
71退院に向けての取り組み
 今月号は、リハビリ患者様の退院に向けての取り組みについてお話ししたいと思います。
 当院では、リハビリを目的とした患者様が数多く入院されます。入院後はリハビリスタッフ、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーでチームを組み、そのチームで治療にあたってゆきます。入院経過中に、チーム全員が参加して治療状況や短期的・長期的目標そして退院時期・退院先をどうするか等の話し合の場が設けられています。そしてリハビリが進み、退院時期が近くなると私達医療チームは、必要に応じて退院調整を行います。退院調整とは具体的に、退院後のリハビリプログラムの提供やご家族への介助指導及び退院後生活される自宅の環境調整等をいいます。また、退院後に介護保険サービスを利用する患者様に対してはケアマネジャーと連携をして、デイサービス・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション・ホームヘルパー等の利用をご家族及びご本人様と共に検討していきます。当院では、クリニックかしま通所リハビリテーション・かしま訪問看護ステーションという施設を有しており、その為病院から在宅へとスムーズな支援体制を図れるともに、医療・介護・福祉の領域で患者様が安心して生活できるように支援するシステムができております。
 今後も、患者様が安全に自宅で生活できるよう医療スタッフ一丸となり支援していきます。ご不明な点がございましたら当院へお問い合わせください。

作業療法士 村山 綾子
 
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