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86リハビリテーションの職種について
 前回は、リハビリテーションについてお話しましたが、今月はリハビリテーションの職種について詳しくお話していきたいと思います。リハビリテーション(以下、リハビリ)と聞くとみなさんはどういう仕事を思い浮かべますか。
リハビリでは病気やけが、加齢などによって、日常生活動作やコミュニケーション機能が障害されてしまった時に、治療、支援をしていきます。リハビリ専門職には、理学療法士(Physical Therapist:PT)、作業療法士(Occupational Therapist:OT)、言語聴覚士(Speech Therapist:ST)があります。PTは立つ、座る、起き上がる、歩くなどの基本的動作の回復を主な目的とします。運動、マッサージ、電気、温熱などを使って筋力を強化し基本的動作能力の回復を図っていきます。いわば「運動のスペシャリスト」です。OTは日常生活動作をスムーズに行うことを可能とし、社会での能力回復を目的とします。食事、排泄、入浴や着替えなどの日常生活活動(ADL)を用いて能力・機能の回復を図っていきます。こちらは、「生活動作のスペシャリスト」です。最後にSTです。STは言語や発声・発音、聴覚、認知などの機能が損なわれておこるコミュニケーション障害や食べたり飲み込んだりすることなどに困難がある摂食・嚥下障害を支援する「話す・聞く・食べるのスペシャリスト」です。それぞれ分野は違いますが、協力して患者様や家族様を治療・支援していきます。
 今年もかしま病院には、新しいリハビリスタッフ8人が加わりました。どうぞよろしくお願いいたします。

言語聴覚士 山野辺歩実
 
85リハビリテーションとは
 今月号ではリハビリテーションとは何かということについて総論的な観点から説明していきたいと思います。
 「リハビリテーション(Rehabilitation)」とはラテン語でre(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)という2つの言葉から成り立っており、直訳すると「再び適した状態に戻す」という意味になります。つまり、身体的な機能を回復する訓練ばかり行うのではなく、その方が歩んできた人生を理解し、「人間らしく生きる」「自分らしく生きる」ための訓練を提供するということが本来の目的であるということになります。そのため、着替えやトイレ、食事など日常生活を送る上で行っているすべての活動がリハビリテーションの対象となっています。リハビリテーションを提供するのは医療機関だけではなく、退院した後の生活を支えるために通所リハビリ、訪問リハビリなど病院外の福祉施設などにおいても提供され、自立支援を後押ししています。また、リハビリテーションの職種には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3つの職種があり、お互いに連携を取りながら元の生活を取り戻すということを目標にリハビリテーションを行っています。生活上の活動すべてがリハビリテーションの対象となると述べたように、患者様の入院生活においてはリハビリテーション職種だけがリハビリに関わるのではなく医師や看護師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカーなど様々な職種が関わって、リハビリの効果があがるようにチームで支えています。その中で次号ではリハビリテーション職種についてより詳しく説明していきたいと思います。
 
作業療法士 遠藤蒼
 
84寝たきり介護の負担軽減
 前回は寝たきりの原因と予防対策についての話でしたが、今回は寝たきり介護の負担軽減について話をしたいと思います。寝たきり状態になると、食事・着替え・トイレといった生活動作全般に介助が必要となり、仮にそれら全てを一人で介護しようとすると身体的・精神的な負担が非常に大きくなり、逆に介護者の方がダウンしてしまう事にもなりかねません。介護というものは先が見えず長期的なものであり、介護者は心身共に余裕のある状態を保つ事が必要です。
 そこで介護者の負担を軽減させるのに有効的なのが、訪問介護や訪問看護等の訪問系介護サービスです。訪問介護は介護職員がご自宅に訪問し、食事・入浴・排泄などの身体介助をはじめ、掃除・洗濯・調理などの家事面における生活援助、通院時の外出移動サポートなどを行うサービスです。訪問看護は医師の指示のもと病状や療養生活を看護の専門家の目で見守り、適切な判断に基づいたケアとアドバイスで、在宅での療養生活が送れるように支援します。これら訪問系介護サービスは介護負担軽減だけでなく、寝たきりで発生リスクが非常に高い床ずれや関節拘縮などの早期発見も期待できます。
 寝たきりになると本人のみならず介護者も外出や社会との接点が少なくなってしまい、落ち込みやすくなってしまいます。家族以外とコミュニケーションをとる機会をつくり、介護の相談や生活上のアドバイスを受ける事は心身負担軽減に繋がります。自分一人で抱え込んで「もう無理だ」と限界になる前に、ご家族やケアマネージャーに相談するようしましょう。

かしま訪問看護ステーション 理学療法士 松本良太

 
83脱・寝たきり!
 今回は、寝たきりの恐ろしさと、そうならないための対策を学んでいきましょう。寝たきりは、様々な原因によって身体機能が低下し、不活動状態となって、そしてまた身体機能が低下するといった悪循環に陥って引き起こされます。寝たきりになると、意欲や認知機能の低下、筋肉・骨の萎縮、心臓や肺機能の低下など、沢山の弊害を生じることになります。やりたい事や今までできた事が、できなくなってしまいます。寝たきりにならないようにするためには、この悪循環から一刻も早く脱することが必要です。
 平成28年度・厚生労働省の調査によると、介護が必要になった大きな原因は認知症、脳卒中、高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患などです。これらの原因疾患に対応するには、まずは食事に注意することや運動を継続的に行うこと、規則正しい生活を送るといった基本的なことが重要です。
 さらに最近の介護予防分野では、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すのではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、生きがいや自己実現のための取組を支援して、生活の質を向上させてゆくのが重要とされています。そのためには、周囲の協力が不可欠になってきます。現在、実りある豊かな人生を送るに当たって、地域で支えていく取り組みが活発化しています。もし寝たきり状態でどうすればいいか分からない、あるいは体力が落ちてきて今後が心配だという場合は、地域包括支援センターに相談してみましょう。いわき市内に7か所あり、ここが窓口となります。相談すれば、具体的な支援を受けられます。

理学療法士 遠藤 宏貴

 
82住み慣れた地域で活き活きと生活するために
 高齢者の方にとって病院から退院する際には、今後の生活に不安を感じるのではないでしょうか。今回は退院した後に住み慣れた地域で生活しながら活き活きと過ごす手助けになるような場所についてお話したいと思います。
 現在、日本で問題となっている高齢化はいわき市でも例外ではありません。いわき市では医療・介護・生活支援・予防・住まいといった領域が連携し、地域の高齢者を支えていく為に、「つどいの場」というものを設けています。つどいの場とはいわき市独自の取り組みで介護保険制度とは別の仕組みです。参加費は原則無料でどなたでも自由に参加できます。目的は健康増進ですが、体操をしたり、腰痛・膝痛対策、認知症対策などのお話を聞いたり、パソコンやスマートフォンの使い方を学んだりできて、その内容は多岐に渡っています。つどいの場はいわき市内に約300ヶ所あります。皆さんの近くにもあるかもしれません。その他にも「オレンジカフェ」という場所もあります。これは認知症の方とそのご家族の為のつどいの場です。オレンジカフェでは多くの方と会話をする等の交流を持つことで認知症の方でも楽しく過ごす事が出来る場を提供しています。また、一番身近で介護している家族は認知症の方への接し方が分からない等、多くの思いを抱えていると思われます。オレンジカフェはそのような悩みを相談する事が出来る場でもあるので有効に活用してみてください。
 今回紹介したものは一部の情報です。何かありましたらリハビリスタッフに尋ねてみてください。
 
作業療法士 遠藤蒼
 
81退院後、自宅での生活を送る方法
 介護が必要な高齢者にとって入院とはその後の生活を変えてしまう大きな転機になることがあります。こうした時に考えなければならないのが、退院後の生活をどのように組み立ててゆくのかということです。今回は介護が必要な方が退院した場合の在宅生活の過ごし方について考えていきます。
 退院後の生活でまず問題になるのは、一人で身の回りのことがどれだけできるかということです。できない部分に対しては家族が面倒をみるわけですが、家族だけで医療ケアや24時間つきっきりで介護が出来るわけではありません。そういった家族の介護負担を減らしてくれるのが介護保険サービスです。
 例えば介護サービスのひとつとしてデイサービスがあり、デイサービスを利用すれば日中は施設ですごすことができますし、最も介護が大変な入浴もここで済ませてしまうということもできます。こうなると家族の負担も大分軽くなります。また、安否確認や引きこもりの予防という意味合いもあります。そしてさらに買い物や掃除等の生活援助のサービスなどもありますが、一人で暮らす方にとっては大変ありがたいサービスです。退院後もリハビリを継続したいという方は訪問リハビリや通所リハビリというサービスがあります。継続してリハビリをする事によって日常生活動作の幅が広がり、退院後に掃除・調理等の家事動作ができるようになったり、買い物で外出ができるようになったりすることにつながっていきます。

理学療法士 布施 航

 
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